FUQA

二四年九月六日に投稿されました

     こいつら、すげぇいいじゃねえか!私が最初に好きだった東京のバンド。デトロイトの地下室で初めてホワイト・ストライプスのライブを観た人たちが、そのタイトル曲の音符を口ずさんでいるのを不思議に感じたのは、 こんな感じだったのではないだろうか。当初、私たちは皆、古着のパステル・ベージュ色のドレスに身を包み、縮れた前髪と赤い口紅がアクセントのセクシーなドラマーによだれを垂らし、一方、白と黒のストライプを意識的に選び、ロック・デュオとしての 自意識を表しているのだろう、ベタベタの床を転げ回りながらギターで泣き叫ぶギタリストから目が離せなかった。

    2人組のバンドというのは、実力さえあればそれでいいと思わせる何かがある。たった2人なのに、空間全体を甘い甘いロックで満たしてしまう巨大なサウンドに感動した。スコット・ピルグリムのシークエンスのように、 彼らのヘビーなリフが照明のように部屋中を駆け巡り、浸透し、火曜日の夜のオープンマイクの観客の分散したエネルギーをひとつにした。彼らは最近EPをリリースしました。その中で私は一番好きだったのが「My Darling」という曲でした。1日ずっと聴ける。 大阪出身の2人は、すぐに知り合いになることを許してくれた。ロックなんて聴いたこともないし、そんな気もなかったのに、勝手にひっくり返されて、ロック・ファンを名乗れるような音楽だ。それほど彼らの音楽はパワフルなのだ。 シンプルでありながら、耳に残り、骨太なロックンロールなのだ。FUQAという名前は謎だ。FUQA。ただ響きがいい。


    そして、このクリップは彼らの雰囲気を正しく伝えていない。その場にいて、空気が音で振動しているのを感じる必要がある。しかし、このままでも完璧だと思える数少ない例のひとつだ。ベース奏者としては、このようなことは珍しいことで、いつも余分な肉や力強さが必要だと思うのだが、この場合、この美しい2人は、2人乗りの小さな車に乗って、ステージ上のマニアックな空間に向かって爆走している。

    これはRuby Roomで演奏している映像で、ライブで見るの最高な「na!na!na!」ナナナだ。を聴いてみてください!彼らは完璧なハウス・パーティー・バンドだ。また彼らの演奏を聴くためにホームパーティやろうかな(笑)。でも、実は彼らは東京近辺でかなり活動しているから、お近くの方は是非見に行ってみてください。

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